まずは自宅のキッチン設備を確認する

自炊をするためには調理器具が必要になりますが、やみくもにいろんなアイテムを揃えてしまうと使用できないものがあったり、収納をする時に困ってしまうといった事態になる可能性もあります。
まずは自分の自宅のキッチン設備の状態を確認する、自分の料理のスキルも考えてみることから始めていくことが大切です。

まず賃貸物件で最近増えているのがガスコンロではなく、IHヒーターです。この場合対応していない調理器具では熱することができないので、この点は注意しなければなりません。
またガスコンロが1脚しかなくてとても狭いとき、大きい調理器具を使用すると調理ができないことも出てきます。
調理するスペースが小さい場合にはあらかじめメジャーで測定しておき、お店で長さを考慮に入れながら商品を選択していくことが大切です。

料理をする場合、どの程度自分ができるのかをまずは考え、自分のスキルに合った調理器具を揃えていくようにしなければなりません。
また女性などで中華鍋をあおることが難しいような場合、調理器具の重さも考えておく必要があります。
さらに仕事が忙しくて凝った料理を作る時間がない場合、基本的な調理ができるアイテムをそろえるようにしなければなりません。

まずは鍋やフライパンを考える

調理器具の中で特に必要なのがなべやフライパンになりますが、この中でも炒め物は料理初心者でも気軽にできるため、炒め物ができるような調理器具を購入しておくと便利です。
中でも深いタイプの鍋を購入しておくと、炒め物だけではなく、煮物などにも活用することができるので、1点だけでいろんな調理をしていくことができます。

鍋についてはあまり大きくないタイプを選んでおくと、水の量が少なくても料理ができるため、調味料を無駄に使用することもなく便利です。
鍋の中では行平鍋は熱伝導が良く、早く水を熱することができます。
ちょっとした調理では便利ですし、洗う時も簡単なので、一人暮らしの方にとっては必須のアイテムだといえるでしょう。

包丁とまな板も同時に購入したい

料理をする際に食材を着る必要がありますが、この際に使用しなければならないアイテムが包丁とまな板です。
包丁については色んな長さやタイプがありますが、まずは持ちやすく軽い17センチ前後の長さのタイプであればどんな料理を作る時にでも快適に作業をしていくことができます。

また素材についてはステンレスが清潔ですし、取り扱いも簡単です。包丁は使用していると切れ味が悪くなるため、時々包丁研ぎ器で研ぐ必要があります。
包丁を購入する際にはこのアイテムも同時に入手しておきましょう。

まな板は木やプラスチックなどの素材がありますが、取り扱いが簡単で抗菌作用も期待できるプラスチックが便利でおすすめです。
また大きさについては自分のキッチンの大きさを考えながら、料理がしやすい幅のタイプを選択していくといいでしょう。

まずは新鮮なものを常に選ぶようにする

一人暮らしでは野菜を購入しても消費量が少ないために、気づくと腐敗して食べられなくなっていたということが多くあるものです。
そのためそれぞれ野菜によって保存方法を知ることが大切ですが、その前にできる限りフレッシュな商品を購入していくことで腐敗するタイミングを遅らせていくことができます。

まずお店によって野菜の仕入れのタイミングが異なるため、できれば数軒のお店をピックアップし、その中から最も鮮度のいい野菜を販売しているお店を見つけていくようにするといいでしょう。
そして常にそのお店で商品を購入していくといつもフレッシュな野菜を手に入れることができます。

野菜は新鮮で色合いがいいものがフレッシュな状態だと言えますが、鮮度が失われていくと徐々に黄色に変色していくことが多くあります。
またハリが感じられる野菜も徐々に柔らかくなっていくこともあります。
そのため、緑が鮮やかで、ハリが十分に感じられる野菜を選んで購入していくといいでしょう。

野菜の本来の状態を保つ工夫が大切

野菜の鮮度が失われる原因として、本来の育ち方とは違った保存をすることが挙げられます。
野菜の鮮度をできるだけ保っていくためには、野菜が畑にある時の状態と同じような感じで冷蔵庫で保存をしていくことが大切です。
畑では立っている野菜を冷蔵庫の中で横にしていると、鮮度だけではなくおいしさも失われていってしまいます。

夏の時期になると気温が高くなり、野菜にとっても厳しい環境になってしまいがちです。
そのため野菜は夏の時期にはできるだけ冷蔵庫の中に保管をするようにしたいものです。

また常温の中で保管してもいいような野菜でも直射日光に当たったりすると腐敗しやすくなってしまいます。
そのためスペースを確保できるのであれば、どの野菜も冷蔵庫の中に入れられるようにすることが大切ですし、一人暮らしで消費していくことができる量の野菜を購入して冷蔵庫に保管するように常に気を付ければスペースの確保ができないということを避けられます。

冷蔵庫内での正しい保管方法とは

冷蔵庫内でも野菜は呼吸をしていますが、その際にエチレンガスを発生させています。
ただこのエチレンガスは一緒に保管している野菜に影響を与えてしまうという特徴があるため、庫内ではまずポリ袋に入れて保管をすることが基本となります。

野菜の多くはたっぷりの水分を含んでおり、冷蔵庫内で保管をしていくことで徐々に水分が蒸発をしていってしまい、鮮度が失われてしまいます。
特に乾燥が苦手な野菜については濡れた新聞紙で包むようにすると、乾燥を防止していくことができます。
また水分が苦手な野菜については、乾いた新聞紙で包み、そしてポリ袋に入れるようにするといいでしょう。