おすすめの時間帯
運動不足気味で、お腹が出っ張ってきたので何とかしたいと思っている人も多いでしょう。
そこで睡眠前のちょっとした時間を利用して、筋トレしてみるのはいかがですか?
しかしネットを見てみると「寝る前の筋トレはNG」としばしば書かれています。
これは筋トレすることで、体が覚醒してしまって眠りにくくなるからです。
ただしこの筋トレというのは、ハードなトレーニングです。
腕立てや背筋、腹筋運動を何百回とやった場合を意味します。
それほど激しくない、軽めの運動であればむしろ睡眠前に行うのはプラスに働くかもしれません。
睡眠中は、成長ホルモンが体内で多く分泌されます。
成長ホルモンは筋トレで壊れた筋肉を回復するために必要な物質です。
筋肉量を増やし、引き締まった肉体にするのには睡眠前はおすすめの時間帯とも言えます。
簡単にできる腹筋運動
睡眠前の筋トレは、激しいものはNGです。
そこで私は、簡単にできる腹筋運動を取り入れています。
仰向けに寝た状態で、両ひざを立てます。
そして両腕は伸ばした状態で太ももの辺りに据えるようにしましょう。
息を吐きながら両手を膝まで戻していって、両手を太ももの所に戻します。
そして再度膝を伸ばすのですが、背中が床につかないタイミングで行うのがポイントです。
これをテンポよく20回くらい繰り返します。
腹直筋という筋肉を鍛えるのに効果的です。
下腹部に力の入っているのを意識しながらトレーニングすると、より効果的だと思います。
正座トレーニング
正座トレーニングというのもネットで紹介されていたので、ここで見ておきますね。
まず正座をして、両手は頭の後ろに持っていって準備しましょう。
この状態でお尻を右側にスライドさせます。
お尻は自分の足の右側の床に完全につけてしまって構いません。
そして元の正座の状態に戻して、今度は左側に同じようにスライドさせていきます。
この運動を左右それぞれ、10回ずつ行いましょう。
テンポよくどんどん左右にお尻を動かしていくと、効果も高いようです。
この正座でお尻をずらす運動をすることにより、ヒップや関節回り、ウエストの筋肉をバランスよく鍛えられます。
2つの筋トレを紹介しましたが、普段あまり運動をやらない人でもこなせるメニューだと思います。
いままであまり運動をしてこなかった人は、これだけでも十分ボディラインは変化すると思います。
実際私がやり始めたときにも、何とも言えない気持ちのいいダルさがあって、眠りにつけた印象がありました。
しかし筋トレは1度や2度行っただけでは、なかなか効果が現れません。
継続することで、徐々に体の変化が実感できるようになります。
もし仕事がハードできついというときには、先ほど紹介した回数よりも少なくすることです。
その時々の体調と相談しながら、筋トレを続けてくださいね。