思う事。

今日は、私が看護というお仕事をしていく中でたまにふっと思うことを書いていこうと思います。
私が普段、患者さんと接していて一番心掛けているのは、患者さんの気持ちです。

例えば、患者さんとして病院に行った時担当してくれるのが、無愛想な看護師さんだったり怖そうな看護師さんだったら嫌じゃありませんか?
私は嫌です。

私も子供の頃病院へ行った時なんかはやっぱり看護婦さんは「優しい」という印象が強く感じたのを覚えています。
逆に、そうあるべきだと思いました。
患者さんは、ただでさえ怪我や病気で病院へ来ています。

それぞれ皆さんすごく不安な不安な気持ちを抱えています。
病院行って不安じゃない人はいないと思います。
だからこそ一番患者さんと接する機会の多い看護師は、怪我や病気はもちろん
その不安な患者さんの心も癒していかなくてはいけないと思っています。

心を癒すには

では、どうしたら患者さんの心を癒すことができるのでしょう?
私は、すごく悩んでしまいました。
そんな時、ある一人の患者さんに笑顔で「ありがとう」と言われました。
私は、もちろん「ありがとう」という言葉にも感動したんですが、何より「笑顔」ってすごいんだなと思いました。
「笑顔」ではなされると不思議な事にこっちも「笑顔」になるんです。
そして、「笑顔」になると自然と安心していくのです。

私は、患者さんの心を癒せるのは私達、看護師の笑顔なんじゃないかと思いました。
笑顔で患者さんと接することで、自然と患者さんも笑顔になって
そして、患者さんが笑顔になることで私達や患者さん達のことを一番に心配している周りの方たちまでもがみんな笑顔になっていくと気づいたんです。

病は気からとよく言いますが、私もそう思います。
やっぱり患者さんご自身が早く怪我や病気を治したいという気持ちが大事だと思います。

少しでも、心にマイナスな気持ちがあると身体だけじゃなくて、心まで病んでしまいます。
だからこそ、私達看護師が笑顔で患者さんの心を癒し一日も早く元気になっていただく、
それが何よりこのお仕事の醍醐味であり
私がこの看護師という仕事に持っている誇りです。

笑顔が見たいから

どんな仕事も一緒だと私は思います。
商品を買ってくれるお客さんが、何か商品を買う時だって、
料理を食べに行った時だって、
悲しそうだったり、不機嫌そうな人からはあまり買いたくないと思うし、
不機嫌そうに料理を作っていたり、悲しそうに料理を運んでこられても、
せっかくの美味しい料理もあまり美味しく味わえなくなってしまうと思います。

でも、笑顔なら買ったお客さんも自然と笑顔になり、
笑顔で作って、笑顔で運んできてもらった料理ならより一層美味しく味わえると思います。
そして、笑顔になれば自然と幸せな気持ちになっていきます。
不思議ですね。

ただ、ニッコリと笑顔になるだけで自分自身や周りの人達を幸せにすることだってできる、
私は、そんな笑顔の絶えない看護師でありたいと思います。
皆さんも、いつも笑顔でいてみてください。
きっと幸せになれますよ。

かかりつけ医の条件

かかりつけの専門医についてお話させていただきましたが、
その続きについて、今回もつらつらとしゃべらせてもらいます。
まずかかりつけ医の条件として、重視したい点として、
「わかりやすい言葉で説明し、質問したときに答えをはぐらかしたりしない」
つまり曖昧ではないということがあります。医師の説明が難しかったり、
納得できなければ、患者は生理的に治療にかかわれないうえに
「こんなはずじゃなかった」とトラブルの原因にもなりがちです。

どんな病気でも診察してくれるお医者さんがかかりつけ医としてはありがたいですが、
日本では長年にわたり診療科ごとの専門的な医学教育に力を入れてきたので、
残念ながらどんな病気にも対応できる医師が少ないのが今の日本の切ないことです。

初診時にこれまでの病歴や家族歴などをくわしく聞いてくれる医師や、
データに頼りすぎず、患部をきちんと診てくれる医師も、患者の健康状態の把握に
努めようとする姿勢が伝わり、好感度が高いといえるでしょう。
また、勉強熱心で患者の言いなりにならず、だめなものはだめと言えることも大切。
優しさと厳しさを兼ね備えた医師が理想的です。

大手病院志向が強い日本では、大きな病院の医師をかかりつけ医としてたのみたいと
希望する人も多いです。がんや難病などを患い、専門医のいる病院での治療が
必要な人は、そうしたケースも想定されるでしょうが、
普通の風邪や腹痛などの軽い病気で医療機関を受診することが多い人は、
すぐに診察してくれるかかれて待ち時間の短い診療所のほうがおすすめです。

状況によっては再診料にも「再診時特定療養費」の自己負担が必要です。
これは、大病院での検査や治療を終えて、病院側から「今後は、診療所もしくは
200床未満の病院を紹介しますので、そちらで診療を受けてください」と申し出が
あったときに、患者が引き続き大病院での診療を希望した場合に発生します。

開業医も自分の得意とする専門科を持っており、たとえば、内科医といっても小児科や
産婦人科の勉強が不足している、子どもや女性の病気にはしっかりと
対応できないことがあります。

かかりつけ医を選ぶ前に

このような医療の現状を知ったうえで、私たちも家族構成に合わせて複数の
かかりつけ医を持つのがいいのではないかと思うでしょう。
子どものいる家庭であれば内科を基本に小児科、耳鼻咽喉科に加え、
母親の健康をサポートしてくれる産婦人科を選んでおきたいです。

若い女性の独り暮らしであれば、内科よりも産婦人科を基本にするのが
よいかもしれません。高齢者世帯の場合は、生活習慣病を抱えている人が多いため、
基本的には内科ですが、栄養や運動などの日常生活の指導に力を入れているところを
選びたいです。さらに、往診や在宅医療にも熱心であれば、
将来介護が必要になったときも安心です。

また、どの家庭にも歯科のかかりつけ医がいるとよいでしょう。
いずれにせよ、年齢や性別、持病によって基本となる診療科は人それぞれ違います。
まずは、自分がよく受診する診療科を中心にかかりつけ医を探すことをおすすめします。
かかりつけ医は、患者さんや家族の体調、生活習慣、病歴などを把握しています。
そのため、ちょっとした異変でも早期に発見し、病気の進行をくい止めることができます。
入院や検査、高度な治療が必要な場合、
適切な病院・診療科を指示、紹介してもらえることも大きなメリットです。
食事面等、日常の健康管理のアドバイスをしてもらえることもあります。
病気の経過がよくわかり診断・治療を迅速に進めることができます。
(無駄な検査の防止にも繋がります)