野菜の保存方法を調べてみた

まずは新鮮なものを常に選ぶようにする

一人暮らしでは野菜を購入しても消費量が少ないために、気づくと腐敗して食べられなくなっていたということが多くあるものです。
そのためそれぞれ野菜によって保存方法を知ることが大切ですが、その前にできる限りフレッシュな商品を購入していくことで腐敗するタイミングを遅らせていくことができます。

まずお店によって野菜の仕入れのタイミングが異なるため、できれば数軒のお店をピックアップし、その中から最も鮮度のいい野菜を販売しているお店を見つけていくようにするといいでしょう。
そして常にそのお店で商品を購入していくといつもフレッシュな野菜を手に入れることができます。

野菜は新鮮で色合いがいいものがフレッシュな状態だと言えますが、鮮度が失われていくと徐々に黄色に変色していくことが多くあります。
またハリが感じられる野菜も徐々に柔らかくなっていくこともあります。
そのため、緑が鮮やかで、ハリが十分に感じられる野菜を選んで購入していくといいでしょう。

野菜の本来の状態を保つ工夫が大切

野菜の鮮度が失われる原因として、本来の育ち方とは違った保存をすることが挙げられます。
野菜の鮮度をできるだけ保っていくためには、野菜が畑にある時の状態と同じような感じで冷蔵庫で保存をしていくことが大切です。
畑では立っている野菜を冷蔵庫の中で横にしていると、鮮度だけではなくおいしさも失われていってしまいます。

夏の時期になると気温が高くなり、野菜にとっても厳しい環境になってしまいがちです。
そのため野菜は夏の時期にはできるだけ冷蔵庫の中に保管をするようにしたいものです。

また常温の中で保管してもいいような野菜でも直射日光に当たったりすると腐敗しやすくなってしまいます。
そのためスペースを確保できるのであれば、どの野菜も冷蔵庫の中に入れられるようにすることが大切ですし、一人暮らしで消費していくことができる量の野菜を購入して冷蔵庫に保管するように常に気を付ければスペースの確保ができないということを避けられます。

冷蔵庫内での正しい保管方法とは

冷蔵庫内でも野菜は呼吸をしていますが、その際にエチレンガスを発生させています。
ただこのエチレンガスは一緒に保管している野菜に影響を与えてしまうという特徴があるため、庫内ではまずポリ袋に入れて保管をすることが基本となります。

野菜の多くはたっぷりの水分を含んでおり、冷蔵庫内で保管をしていくことで徐々に水分が蒸発をしていってしまい、鮮度が失われてしまいます。
特に乾燥が苦手な野菜については濡れた新聞紙で包むようにすると、乾燥を防止していくことができます。
また水分が苦手な野菜については、乾いた新聞紙で包み、そしてポリ袋に入れるようにするといいでしょう。