一人暮らしを始めて初めての風邪

一人暮らしを始めて半年ほどしたとき。
そろそろ一人で家事などをする環境にも慣れてきて、なかなか居心地も良くなってきたなと感じていたのですが、そんな気の緩みが出てしまったのか、看護師なのに風邪を引くという、致命的なミスを犯してしまいました。

今までは風邪なんて滅多に引かない健康優良児で、食生活や睡眠なども管理を気を付けていたのですが、やっぱりふとした拍子に引いてしまうものですね。
職場が職場だけに、どうしても持ち込まれるウイルスと接する機会が増えるため、しょうがないといえばしょうがないのかもしれないですが…

とりあえず、風邪を引いたといってもその日はまだ、少量の鼻水くらいでしたので、マスクをして出勤をして仕事をしたんです。
今思えば、それが地獄の始まりでした…。

一人暮らしの風邪で死にかけた

仕事を終えたころには、朝の軽い鼻水だけの軽い状態が嘘のように、発熱や咳、のどの痛みやリンパの腫れなど、様々な症状が現れるようになってしまいました。
有り難いことにそのまま先生に診察をしてもらうことが出来ましたので、診察を受けて、薬を処方してもらい、辛い体に鞭を打ちながら、その日はなんとか帰宅しました。
今思えば、それがミスだったんですね…。

帰宅後、とりあえず汗を拭きとって、着替えをして、薬を飲んでそのままベッドにダイブしたいところだったのですが、よくよく考えたら食事も飲み物も何もない状態で帰ってきてしまったことに気が付きました。
かといって、そのまま耐えられるかと言ったらそんなこともなく、空腹で飲むと胃が荒れるタイプの薬だったこともあって、一度荷物を置いて、何とか近くのコンビニへ。
これ、もし近くにコンビニがなかったらと思うと、今でもゾッとしてしまいます。

とりあえずコンビニで、ポカリスウェットと温めるだけで出来上がるタイプのおかゆやプリンなどの食料、後は氷枕に使う用の氷を購入して、帰宅。
いつもなら軽いはずの荷物も、本当に重く感じて、まるで地獄のような苦しみでした。

帰宅後、気合を入れておかゆを作りつつ、体をふきつつ、何とか食後に薬を飲むところまで達成。
氷枕を作って、その日は眠りにつきました。

少しでも体調が悪くなったら早めに用意!

なんとか一晩で熱も下がり、次の日は一日休みだったので寝ていたら、完全回復できました!
ですが、一人暮らしの体調不良は、正直命に関わる危険性があるなと、身をもって実感しました。

私の場合は色々とまだ運が良かったのですが、もし近くに、食糧を買う場所がないという場合や、病院がないという場合は本当に危険です。
そういう時は無理せずタクシーとか使ったり、身近な人にSOSを出しましょう。

体内の温度調節がうまくできなくなってしまう

自分が子供のころと比較して、日本の夏がどんどん厳しくなっている気がします。
実際真夏になると最高気温が40度を超えるような地域が出てきますし、東京などは最低気温でも30度を下回らないこともあります。
このようなことは、自分が子供の時にはまずなかったと思います。

猛暑になると気をつけないといけないことに、夏バテがあります。
どうも体がだるい、食欲がわかないという経験を夏にしたことのある人も多いはずです。

せっかく看護師なので、少し夏バテについて専門的に見ていきます。
そもそもどうして夏バテが起きるかですが、現代は冷房が関係しているみたいです。

最近の冷房はかなり優秀で、漬けると涼しく感じられる温度まで持っていきます。
しかし屋内は良くても外に一歩出れば猛暑です。
この大きな温度差に体が馴染めずに、自律神経が狂ってしまって、夏バテの現象が起きるのが今は主な原因です。

冷房を使いすぎない

夏バテ対策をするためには、外気との温度差をなるべく少なくすることです。
そこで冷房の温度設定をうまく使ってみましょう。
できれば28度くらいの室温設定にして、冷房を活用することです。

「28度じゃ暑いのでは?」と思う人もいるでしょうが、実際やってみると思っているよりも結構涼しいです。
28度くらいの設定であれば、外が33度くらいあっても気温差は5度程度なので体も対応しやすくなります。

もし28度設定では涼しくないという暑がりの人なら、扇風機とセットで使ってみることです。
温度が多少高くても、風が体に当たるだけでも体感温度はだいぶ低くなります。

また暑くなった部屋を冷房で最初覚ますときには、扇風機を天井に向かってつけるのも大事です。
暖かい熱は上に向かう傾向があるので、冷房の冷たい空気を上に流すようにすれば、それだけ効率的に部屋を冷やせるわけです。

食べ物で夏バテ防止

食べ物を使っても夏バテ対策ができます。
ポイントとなるのは、以下の2点です。

1つ目はタンパク質とミネラル、ビタミンを意識して摂取できるような献立を考えることです。
特にビタミンBは糖質の代謝を助ける働きがあるので、エネルギー生成がスムーズにいきます。
豚肉や豆類、穀類などを積極的に食べるといいでしょう。

もう1つのポイントが、刺激の強い食べ物をあえて食べるようにすることです。
辛い食べ物は夏場食べると体を熱くしてかえって逆効果だと思っていませんか?

しかし胃腸を刺激する効果が香辛料にはあって、胃液の分泌を促してくれます。
その結果、消化がどんどん進み食欲がわいてくるのです。

ただし辛い食べ物をあまり大量に食べると、胃腸を傷めてしまうのでほどほどにしましょう。
レモンやお酢といった酸味の強い調味料も食欲増進や疲労回復効果が期待できるので使ってみましょう。