最近、ニュースなどでトコジラミ被害が取り沙汰されることが多くなりました。私が住んでいる大阪でもトコジラミ被害が広がっているようです。
参考記事)大阪府のトコジラミ駆除・対策
トコジラミとは、どのような害虫なのか、どのような被害をもたらすのか、そしてどのように駆除すればいいのかについて、詳しく解説します。

トコジラミとは?

トコジラミは、体長5~7mmほどの小型の昆虫です。平たい体をしているため、ベッドやソファ、家具の隙間などに潜みやすく、夜間に人間の血液を吸います。繁殖力が強く、1匹のメスが1日に5個前後、一生に約2,000個の卵を産むことができます。

トコジラミ被害の症状

トコジラミ被害の主な症状は、以下の通りです。

  • 夜間の痒み: 夜間に刺されることで、痒みや不快感を感じます。
  • 赤い斑点: 刺された箇所は、赤く腫れ上がったり、斑点状の跡が残ったりします。
  • 睡眠障害: 夜間に刺されることで、睡眠不足や不眠症などの睡眠障害を引き起こす可能性があります。
  • 精神的なストレス: トコジラミ被害が長期化すると、不安感や抑うつ感などの精神的な症状が現れることがあります。

トコジラミの潜む場所

トコジラミは、ベッドやソファ、家具の隙間などに潜んでいます。特に、以下のような場所を好んで潜みます。

  • ベッドフレーム: ベッドフレームの隙間や裏側
  • マットレス: マットレスの縫い目や裏側
  • ソファ: ソファのクッションや裏側
  • 家具: 家具の隙間や裏側
  • 壁紙: 壁紙と床の隙間

トコジラミ被害の駆除方法

トコジラミ被害を駆除するには、以下の方法があります。

  • 掃除: トコジラミが潜んでいると思われる場所を徹底的に掃除します。掃除機で吸い取った後は、ビニール袋に入れて密閉し、すぐに処分しましょう。
  • 洗濯: トコジラミが潜んでいる可能性のある衣服や寝具は、高温で洗濯し、乾燥機で乾燥させましょう。
  • 殺虫剤: 市販の殺虫剤を使用する場合は、トコジラミに効果があることを確認してから使用しましょう。
  • 専門業者: トコジラミ被害が広範囲に及んでいる場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

トコジラミ被害を防ぐための対策

トコジラミ被害を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • 宿泊施設を選ぶ際の注意点: 口コミサイトなどでトコジラミ被害に関する口コミを確認しましょう。もし、被害に関する口コミがあった場合は、別の宿泊施設を選ぶことをおすすめします。
  • 清潔感のある施設を選ぶ: 清潔感のある施設は、トコジラミ被害が発生している可能性が低くなります。
  • 古い建物は避ける: 古い建物は、隙間が多く、トコジラミが潜みやすい環境です。
  • 荷物は床に置かない: 荷物は床に置かず、スーツケーススタンドなどの荷物入れに置きましょう。
  • シーツや布団をよく確認する: シーツや布団に虫刺されの跡や黒い斑点がないか確認しましょう。
  • 衣服はこまめに洗濯する: 衣服はこまめに洗濯し、高温乾燥機で乾燥させましょう。
  • 帰宅後はすぐに洗濯する: 帰宅後はすぐに洗濯を行い、高温乾燥機で乾燥させましょう。

まとめ

トコジラミは、夜間に人間の血液を吸う厄介な害虫です。しかし、適切な対策を講じれば、被害を防ぐことができます。この記事で紹介した対策を参考に、トコジラミ被害に気を付けましょう。

日本で大きく取り上げられている高齢者問題。高齢者の増加に伴う問題はさまざまで、医療に携わる人も対応に追われています。
高齢になると、身体のコントロールがしづらくなり、その分介護を必要とする高齢者も増えてくるというのが現状です。

今後、自身が訪問介護を行うことを考えて、今回訪問看護のセミナーに参加してきました。

訪問看護とその現状

訪問看護は、医師の指示のもと、要支援・要介護を必要とする人の自宅に訪れ、健康状態のチェックや心理面のケア、専門的な医療を施します。
主に訪問するのは、看護師や保健師、助産師です。
リハビリでは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が自宅に伺うこともあります。

訪問看護と訪問介護の違いは、生活を支えていくだけでなく、医療を必要とする人に向けて適切な処置を行うかどうかという点です。
若いうちは免疫力も高く、病気になりにくいのですが、歳を重ねるつれだんだん身体の衰えが目立ちはじめ、風邪を引きやすくなり、骨や筋力も若いときに比べて弱くなります。
身体が弱くなると、朝ベッドから起きるのもつらくなりますし、歩くことや食事をすることも難しくなってきますよね。
人によっては、物忘れがひどくなるケースも少なくありません。

そうなると、本人あるいは家族だけの支援では生活していくことも困難ですので、生活のサポートを必要とする人に対して訪問看護サービスが誕生しました。
訪問看護はターミナルケアにも利用され、人生の最後は自宅で過ごしたいと希望する人のニーズに応えています。

セミナーの感想

今の日本の現状を改めて考えるきっかけになったので、今回のセミナーはとても為になるものでした。
セミナーを受けてみて感じたことは、訪問看護サービスがかなり必要とされている点です。
深刻な看護師不足が訪問看護サービスに影響を与えてしまうことは、今後の日本にとって良くないですよね。

セミナーは淀屋橋駅付近の貸会議室で実施され、アクセスも良かったので参加しやすかったというのも大きかったです。
貸会議室でのセミナーは初めて参加しましたが、開放的な空間で気持ちを新たにして話が耳に入ってきやすいですし、とてもいい環境でした。

また、今回の講師の熱意と話すスキルが非常に高く、予想以上に内容の濃いお話を聞くことができました。

セミナーのなかで、介護を必要とする人に看護師は何を目的に接すればよいかという内容がすごく身近に感じましたし、セミナーの終盤では、ターミナルケアについて考えさせられました。
看護師として医療に携わっているなかで、普段では知りえなかったことをセミナーの場で深く考え、吸収できたのは大きな収穫です。

訪問看護には何が求められるのか、現状の訪問看護サービスの課題をどうクリアするかなど、自分が看護される立場になったときも含め、訪問看護について色々と考えていきたいと思いました。