夜勤に耐える働き方

夜勤で必須の健康管理

夜勤をするときには、普通とは異なる健康管理方法を身につけておく必要があります。

私達が普通「健康に気をつける」というと、まず睡眠時間を十分に確保するとともに、決まった時間に食事をとったり、早寝早起きをするということを考えます。
ですが夜勤シフトに入ると普段眠くなる時間に寝ることができませんし、食事の時間もそれに合わせてずれてきます。

そうした状況にあるときには、あらかじめ身体を夜勤に耐えられるように準備しておき、不足しがちな栄養分を補うというような方法が求められてきます。

人は睡眠時間が不足してくると、体内のエネルギーのもとになる炭水化物や脂質が減少してくるので、それらをまずきちんと摂取しておきます。
さらに身体の代謝を落とさないためにビタミンB類をとったり、ストレス耐性をつけるためにビタミンCをとっておいたりします。

日光を浴びないように気をつける

それと夜勤シフトが連続するときに注意したいのが、昼間の時間にあまり日光を浴びすぎないようにするということです。
夜勤では夜の時間に活動をするのでできるだけ日光を浴びておきたいと思うかもしれませんが、日光を浴びすぎると体内時計により夜に十分に活動ができなくなってしまったりします。

昼間の休憩時間中にも直接日光を浴びないように室内に多くいるようにしたり、外出するときには帽子や日傘などで光を受けないようにする工夫が大切です。

それと何よりも、上手な仮眠の方法を覚えるということに尽きます。
アイマスクや眠りやすい曲などを用意し、短い時間に適切に脳と身体を休められるよういつでも自由に寝られる身体を作っていくことがポイントになります。