一人暮らしの防災対策

地震対策は常にしておくことが大切

日本は世界的にも地震が起こる国として知られていますが、それだけに真剣に地震に対して向き合い、万が一の時のために万全な対策を行っておくことが必要になります。
まず地震の時のために非常用持ち出し袋を購入し、その中に欠かせない薬や数日分の水などを入れておくようにしなければなりません。

持ち出し袋の中に必要なアイテムを入れて部屋に置いておけば、万が一の時にそれを持って移動することができるものです。
ただ部屋の中のどこに収納したのかわからないようなことは避け、収納した場所を覚えておくことが大切です。

地震の際にも水は必要不可欠なアイテムであり、長期保存できるペットボトルのミネラルウォーターを持ち出し袋の中に入れておくようにしたいものです。
また缶詰など、長期保存できる食品も同時に入れておくとさらに安心です。こういったアイテムは賞味期限があるため、ある時期になったら消費し、新たに商品を購入して持ち出し袋の中に入れるようにするといいでしょう。

慌てやすい火災に対する対策

火災は思わぬ時に突然発生するため、誰もが慌てたり動揺して間違った行動をとってしまうことが多くあるものです。
それだけに火災が起こる前に正しい知識を頭に入れ、その際にどういった行動をしたらいいのか確認するといいでしょう。

まず消火器の場所を正しく理解し、使用方法を覚えておくことが大切です。
慌てていると消火器の使い方をつい忘れることが多くありますが、そんな時にしっかりと使用方法を頭に叩き込んでおくと冷静に使用することができるものです。

火災では自分では対処できないような状況もあり、そんな場合には消火作業をしないでできる限り早く逃げるようにしなければなりません。
逃げる時には濡らしたハンカチやタオルで口を押え、体を曲げて低い状態で屋外に出るようにすることが大切です。
この行動は実際の火災時にはつい忘れてしまうことがあるのですが、どんな時でもこの方法で実践できるように、日ごろから記憶しておくことが大切です。

台風対策も忘れず行うようにしたい

火災や地震に比べて案外気軽に考えがちなのが台風ですが、台風によって周囲のものが壊れたり、部屋に水が入ったりしてしまうことがあるため、常に被害が起こらないように気を付けることが大切です。
ベランダには大き目な鉢などを置くことが多いものですが、風が強くなると飛んだりして窓が割れることも予想されるものです。
そのため台風が来る際には鉢など、大き目なアイテムは室内に移動させておくと安心です。

断水や停電は地震の時になる可能性がありますが、この時のために非常食を自宅に用意しておくといいでしょう。
また水は最も重要な食糧なので、ミネラルウォーターも同時に何本か自宅に収納しておくとより安心です。